ひとりごとだけ

とある俳優ファンです。Twitterより長文用。

二回見たら楽しかった「新 幕末純情伝」

 

 

新 幕末純情伝 FAKE NEWS

 

 

元々観劇予定はなかったのですが、某キャストのツイートを毎日見る内に演技がどうしても見たくなり当日引換券を三日前の夜中に買って遠征しました……!

普段は2.5次元舞台が多いこともあり原作を見たりキャラクターを調べてから観劇するところを、今回は「幕末純情伝」含めインタビュー等一切の事前情報を入れずに昼夜2回観劇。

舞台についての考察や詳しいことは他の方に任せて感想だけ。前記事同様語彙力も文章力もないです。

 

婚外恋愛と、新幕末純情伝と、サマステと - 好きな果物はいちごです

 

『新・幕末純情伝 FAKE NEWS』感想 - これやこの

 

 

──合わない、きつい。って観劇中に思ったのは初めてでした。序盤の勝海舟沖田総司が父親と揉めるシーンの時点で合わないと感じてから辛かった。昔から胸が〜尻が〜といった下ネタ(?)に耐性がなく苦手なので、そもそも向いていないことを思い知りました。

 

で、「どうして昼公演を見てから当日券で夜公演を取らなかったのか」と後悔しながらの夜公演。

えっ、ちょっと面白いじゃん。

この舞台はエピローグから始まる構成になっているので(※インタビュー等で明かされていたそうですが読んでいなかった)、冒頭からほうほう……!と展開に納得。

最初はあ、この時には龍馬も総司も死んじゃってるんだなぁ〜へぇ〜と流してしまったシーン、二回目はボロボロの布キレの服を着て出てくる土方におお…………と感嘆。二回目になって一番見方が変わったのは土方でした。

あと最期を見て二度目を見返すと、坂本さんがドレスの話をする度に好きになる。 「最初はタイプじゃなくても、いつかタイプにしてみせる」を有言実行する坂本さん……。

 

そんな味方良介くんの坂本龍馬。味方くんの生の演技を見たのは初めてでしたが、思っていたより存在感があって、何よりひたすら叫ぶように台詞が繰り出される幕末の世界には正直聞いているのがキツいと感じる声のキャストもいる中、坂本さんの声が一番よく通っていて、ミュージカルで鍛えられている演技力は伊達じゃないな……と実感。あとあの早口+長台詞を一回も噛むことなく回しているのが凄い……。(早回しでよく噛む2.5次元ミュージカルを見ているので、余計に演技力に魅力されました。←某擬人化作品。) 帽子飛ばすところめっちゃかっこいい!コントロールすごい!下ネタもあそこまで堂々と言い切られると逆に清々しく感じます、不快感が減る。

あと勝さんと以蔵さんの殺陣がかっこいい……。

 

慣れてくると一回目は煩いな、と思ってしまったところ、早口も大声も気にならなくなる。凄い。楽しくても、下ネタは本当に苦手ですが……。

 

伏線が多い舞台や難しい舞台など、二回見たらそりゃネタ回収出来て楽しいだろとは思うし、現にそういう経験はあります。でも、一回目で「苦手だ」と感じたのに二回目で「楽しい」と感じたのは初めてでした。

 

人を選ぶネタだと思うので手放しに観て!!とはおすすめ出来ないです。だけど、もしキャスト等に興味があったらぜひ二回見て欲しいです、本当に。一回で嫌だと思ったのにもう一回見たいと思っている。びっくり。

 

30日まで紀伊国屋ホールで上演中です。お時間あれば、ぜひ。

 

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【小説】りさ子のガチ恋♡俳優沼

 

りさ子のガチ恋♡俳優沼 

楽天ブックス: りさ子のガチ恋♡ 俳優沼 - 松澤 くれは - 9784087457308 : 本 

舞台上演から約1年経ちようやく書籍版を購入しました。世間との時差がすごい。昨夏の本公演は現場と被っていて観れなかったので本を購入したのですが、どうやら舞台版と展開が違うと聞いたのでその辺りはこれからググッてみようと思います。以下感想文。(大事なことは最後だけです……)

 

 

 

 


翔太くんお前……「はじめまして」なんて余計な事言わず「こんにちは」「来てくれてありがとう」とか言っておけばいいものを……ずっと通って見ている推しに、はじめましてって言われたら狂うまで行かなくても(それがオタクの傲慢だとしても)、ショックは受ける、と思う。

そして押しかけられた時のりさ子突然力強いな?るるさんのチェキの譲渡で住所を割り込むネトスト技術はどこで身につけたんだ?好きな男のいる女は、強い。

翔太くんとるるさんの関係が翔太くん本人によって明かされた後、政権☆伝説は崩壊する訳ですが……えっ演出家と俳優お前らいきなりどうした……?突然このカンパニーの闇が詰め込まれていくテンポ感が最初は雑だな~とは思ったんですが、でも終焉なんてそんなもんなのかな、盛り上がったジャンルが様々な要因で呆気なく終わりを迎えていく、それはこのスピード感で丁度いいのかも。しかしこの演出家はヒロインを降板させる等悪評がついたといえこれからも作品を作っていくんだろうな……闇だ……。

次の推し俳優を見つけたところ、基本は同じ文章で、でも彼女の狂気を増したことが書かれているのが熱い。同じ名前でも整形されちゃわかんないわな(RISAKO.って名前のオタクがどんな人なのか翔太くん(とるるさん)しか知らないんだが)

結局彼女は誰が好き!だから応援する!というより、一生懸命応援している自分のことが大好きなんだなぁ。そんなもんかなぁ。

 


Twitter(愚痴垢によるツイート)やブログ画面、週刊誌紙面が挿絵として入っているのが、リアリティがあって面白かったです。電子と迷って紙にして良かった。週刊誌のページはちょっと開いた瞬間、びびる。しかし政権と性剣ってうまい事言ってんな……。

 


前半、同僚との食事シーンに、好きな彼と付き合いたい思わないのか、という会話の途中にりさ子の「だって、親目線だから」という台詞があります。そして捻くれている私には俳優オタクで「〇くんのファンは母みたいな気持ちで見てる」って笑う奴は100%信用ならないという持論があります。あぁ~~りさ子そういうところ~~!(年齢差が大きい場合はともかく、基本的に同じ男を好きなのに母目線なんかになってる訳ないでしょ……具体的に付き合いたいと思っていないとしても。)

 


当時観劇した方の感想にもあったけれど、これ書いた演出家さんが俳優側の闇はともかくオタク側のこと知りすぎてて世の中が怖い、と改めて感じました。今のところTwitterSNSには特に晒されて困るようなことは書いていないつもりだけど、現場等でテンションが上がると早口+マシンガントークになりがちの典型的なキモオタなので、気をつけようと思いました……。

 

 

 

 

 

 

舞台俳優に恋(というか依存)している図は、りさ子のような本人がいくら本気だとしても、第三者が蚊帳の外から見たら大層馬鹿げていて面白い、そしてネタにし消化して楽しむ一種のエンターテインメントでしかない事実が突きつけられた本でした。